戸建て住宅の場合
工事でかかる費用
リフォーム料金に含まれるのは大きく分けて、材料費・施工費(人件費)・諸経費の3つです。
材料費は、キッチンやトイレといった設備や、壁材・フローリングなどの資材です。
施工費とは、工事をするための費用、つまり職人さんの人件費です。
諸経費とは、スケジュールなどの現場管理費や、経費などが含まれています。
費用相場表
キッチンのリフォーム
キッチン:リフォーム費用の相場は、50万円~150万円
※機器代、工事費用、諸経費などを含む。
コンロなどの取り替える場合は、50万円以下で済むこともあります。
但し、これまでキッチンの場所を移動する工事は、給排水設備工事や排気ダクト作業が必要になるため、費用が200万円を超す場合もあります。
トイレのリフォーム
トイレ:リフォーム費用の相場は、15万円~40万円
※機器代、工事費用、諸経費などを含む。
一般的な暖房温水洗浄便座への入れ替えであれば、10万円~20万円程度でリフォームできます。
節水型が人気です。最近だと泡洗浄ができたりと高最新機能のトイレは費用が高くなります。
※和式から洋式トイレに変更する場合は、基礎工事が必要になるため、費用が高くなります。もしご家族に65歳以上の要支援や要介護認定を受けた方がいる場合は、バリアフリーリフォームの対象となるため、費用が介護保険から助成されることがあります。
※「要支援」または「要介護1~5」と認定された人が住む住宅で、手すりの取り付けなど住宅リフォームが必要な人に対して、リフォームにかかる費用の内、20万円までについて、その9割(18万円)を補助します。補助の対象となる工事内容は決まっており、さまざまな手続きも必要なので、事前にケアマネージャー(介護支援専門員)などに相談しながら計画を進めてください。
また各自治体でも「高齢者住宅改修費支援制度」や「障害者住宅改造費助成制度」が用意されていることが多く、介護保険の支援と合わせて使うこともできます。助成額や条件は自治体によってそれぞれ異なるので、担当窓口に問い合わせてみましょう。
お風呂・浴室のリフォーム
浴室:リフォーム費用の相場は、60万円~120万円
※機器代、工事費用、諸経費などを含む。
浴室のリフォームにはオーダーメイドの浴室とユニットバスという、浴槽や鏡、床などが一体化されたものです。
浴槽のみの交換は60万円以下で出来る場合もありますし、ユニットバスを交換する場合は100万円以内でリフォームできるでしょう。ユニットバスを利用すると全体的に費用を抑えることが出来ます。
洗面台のリフォーム
洗面所:リフォーム費用の相場は、10万円から30万円
※機器代、工事費用、諸経費などを含む。
最近の洗面台はユニット型のものが増えています。必要な設備が一体型になっているのでリフォーム費用を抑えられ、比較的安い費用でリフォームできます。
床のリフォーム
リフォーム費用の相場は、12畳で20万円~40万円
※素材代、工事費用、諸経費などを含む。
最近はフローリングの素材が増えているので、フローリングのリフォームをお考えの方も増えて来ました。
フローリングのリフォーム方法
①これまでの床をはがして、下地の上に新しいフローリングを張る
②フローリングだけでなく、下地や土台も新しく替える
③今の床の上に新しいフローリングを張る
フローリング素材
合板フローリング・・・特徴としては種類が多く、費用も安く仕上がります 。
無垢フローリング・・・合板に比べて費用は高くなりますが、調湿効果があるのが特長です。一年を通して快適に過ごすことができるでしょう。
外壁塗装・外壁のリフォーム
外壁:リフォーム費用の相場は、50万円~150万円
※材料費、塗料代、工事費用、足場設置費用、養生代、諸経費などを含む。
家の外壁の塗装は放置していると劣化していくため、塗替えをしなくてはなりません。時期を間違えると、劣化が進行して外壁材の寿命が縮んだり、補修費用が高額になったりします。外壁塗装の時期を見きわめる方法には「築年数」と「劣化状況」の2つがありますが、外壁塗装に適している年数は「築10年」または「前回のリフォームから10年後」です。ただし、あくまでも「年数」は目安であり、最適な時期を見きわめる確実な方法は「劣化状況」で判断することです。大切なお家を守るためにも、定期的にメンテナンスをおこない、長期的に風雨・紫外線などから私たちを守ってもらう必要があります。
外壁塗装の費用の内訳
外壁塗装の費用の内訳は、材料費、足場代、人件費、その他運営費からなります。材料費には塗料、シーリング材、養生シートや飛散防止ネットなどが含まれます。外壁塗装は家の大きさや形、劣化状態次第で作業量や使用する道具に違いがありますので、定価というものが存在しません。しかし基本の工程があります。
費用を抑えるポイント💡
それは、外壁のリフォームと同時に、屋根のリフォームも実施することです。
なぜならば外壁リフォームと屋根のリフォームでは必ず足場を組む必要があります。
そこで2つのリフォームを同時期に行うことで、足場設置費用を抑えられるのでおすすめです!
屋根塗装・屋根リフォーム
屋根:リフォーム費用の相場は、60万円~150万円
※材料費、塗料代、工事費用、足場設置費用、養生代、諸経費などを含む。
まず屋根修理には2つの種類があります。それが「部分修理」と「吹き替え」です。症状によりどちらが最適か異なる上に費用が大きく変わってきます。自宅の屋根の修理にどちらを採用するか、その見極め方と費用を紹介します。
屋根の部分修理にかかる費用は修理部位や素材によって大きく異なります。しかし一部だけの修理であれば1万円〜40万円程度で済みます。一方、屋根の葺き替え修理の相場は、30坪程度の住宅で約60万円〜200万円です 。
※屋根と外壁のリフォームをお考えの方は、外壁の場合と同じく、屋根と同時に外壁のリフォームを同時に行うと、足場設置費用のコストを抑えられます。
窓・玄関のリフォーム
窓:リフォーム費用の相場は、10万円~50万円
※設備代、工事費用、諸経費などを含む。
最近では結露対策、寒さ対策のために窓のリフォームをする人が増えています。断熱効果のある窓にすると結露が発生しにくくなり、室温を快適に保てます。
玄関ドア:リフォーム費用の相場は、50万円以内
※設備代、工事費用、諸経費などを含む。
玄関は家の雰囲気が一気に変わりますし、防犯効果のある玄関ドアを選ぶことで、安心感のある家にすることも可能になります。
玄関ドアのみの交換であれば、50万円以内で済ますこともできますが、その他、玄関の内装や床なども併せてリフォームすると、50万円程の費用がかかる場合があります。
壁紙・クロスの張替え
壁紙:リフォーム費用の相場は、5万円~10万円
※材料費、工事費用、諸経費などを含む。
一般的に壁紙の張り替え時期は5〜10年です。もし水で濡れてしまった場合は内部のボードが腐食する恐れがあるため、乾きにくい場所などは早急に張り替えすることをおすすめします。
(注)壁の面積は、天井の高さによって変動します。!
「帖」とは床面積を表す単位ですので工事費用は床の広さ=値段ではないのです。
ですので天井が高い部屋の場合などは一律料金で済むとは限りません。
また、天井のクロスを一緒に交換するかどうかでも、総額費用が変わります。業者によっては天井の費用が含まれていない場合もありますのでしっかりと確認するようにしてください。
補助金・助成金制度
リフォーム費用が安くなる補助金や助成金制度があることは皆さん知っていると思います。
せっかくリフォームするなら少しでも費用が安くなるような方法と最適な業者を選んで信頼関係を築く事がベストだと思います!
また、台風被害や突風被害などの風災の場合、火災保険も使える可能性があるので是非、チェックしてみて下さい!! 詳しくはこちら↓↓
バリアフリー リフォーム支援について
※介護保険制度には「要支援」または「要介護1~5」と認定された人が住む住宅で、手すりの取り付けなど住宅リフォームが必要な人に対して、リフォームにかかる費用の内、20万円までについて、その9割(18万円)を補助します。補助の対象となる工事内容は決まっており、さまざまな手続きも必要なので、事前にケアマネージャー(介護支援専門員)などに相談しながら計画を進めてください。
また各自治体でも「高齢者住宅改修費支援制度」や「障害者住宅改造費助成制度」が用意されていることが多く、介護保険の支援と合わせて使うこともできます。助成額や条件は各自治体によってそれぞれ異なるので、担当窓口に問い合わせてみましょう。