住宅リフォーム(屋根工事、外壁塗装、エクステリアなど)に火災保険が使えることをお忘れなく

札幌市で屋根塗装・火災保険が使えるかも?

無料で屋根修理ができます」「無料点検します」というような広告などを見られたことがあると思いますが、これらは、あながち嘘ではなく、火災保険を上手に活用すれば、屋根修理を無料で行うことも可能です。
しかし、確実に見積り通りの金額が貰えるわけでも有りませんし、認定されなければ0円なので先にリフォーム業者を手配するのは注意が必要です。
この記事では火災保険の特徴から申請にあたっての条件などを纏めましたのでご覧ください。

 この記事でわかること
・火災保険の特徴
・申請の条件

外壁・屋根塗装に関するご相談について

目次

火災保険とは?

火災保険は、住まいが火災の被害に遭った際の損害を補償する保険です。多くの場合、火災に加えて「落雷」「破裂・爆発」による損害も補償されます。また、保険の種類によっては、火災の他に震災、風災、雪災、水災、盗難による損害なども補償の対象になります。建物だけでなく家具なども補償されます。名前こそ「火災保険」ですが、「住まいの損害に備える保険」という意味合いが強い保険と言えます。

しかし、うまい話には裏もあり、トラブルや詐欺が全国的に発生していますので、注意が必要です。
住宅修理工事契約を結ばせたあと、高額請求をするといったトラブルが増加していますので、必ず保険が認められてから屋根修理業者に依頼するようにしましょう。

火災保険の特徴

1.火災以外にも適応

火災保険は台風・雪・雨・雷などの自然災害はもちろん、車の衝突やイタズラなど多くの被害に対応できる万能な保険です。また被害の大小ではなく事故原因が補償対象であれば問題ないため、ご自身で被害の実感がなくても保険金を受け取れるケースが多いのです。

2.何回申請しても保険料は上がらない

火災保険は自動車保険などとは違い、等級制度がないため何回使っても保険料が上がることはありません。また被害に遭う度に何度でも使うことができます。

3.火災保険の請求期限は3年

火災保険の請求権(時効)は3年しかありません。申請を先延ばしにしてしまうと、本来受け取れたはずの保険金をもらい損ねる可能性があります。

4.給付金の使い道は自由

火災保険でおりた給付金は、自由に使う事ができます。必ず修繕やリフォームに使用する必要はありません。

屋根修理に火災保険を使う条件

まずは診断で屋根に損傷を受けているか調べて貰う必要があります。
① 「風災」「雪災」「雹災」だと認められること※経年劣化・地震の影響ではないこと
② 加入している保険の補償内容にある被害をうけていること
③ 屋根修理が必要になってから3年以内であること
④ 屋根修理の費用が20万円以上であること
⑤ 故意な過失や損害

①「風災」「雪災」「雹災」だと認められること

火災保険の中には「風災」「雪災」「雹災」と呼ばれる補償があり、その被害が「風災」「雪災」「雹災」として火災保険会社に認められれば、屋根修理の費用に応じた保険金を受け取ることができます。

  • 『風災』とは

風災とは、台風や暴風などで起きる強風による災害のことを指します。風災における強風の定義は『最大瞬間風速が20メートル以上』となっています。主に台風がよく発生する夏場に、風災が多く発生します。

  • 『雪災』とは

豪雪の場合におけるその雪の重み、落下等による事故または雪崩をいい、融雪水の漏入もしくは凍結、融雪洪水または除雪作業による事故を除きます。

  • 『雹災』とは

空から降ってくる大粒の氷の塊(雹)で生じた損害のことです。 雹は大きいものでは直径5cm以上に達するものもあります。

しかし、長年の「雨風」「湿気」「温度変化」「日照」などで、時間とともに品質が低下する建物の老朽化(経年劣化)が原因の場合は補償の対象とはなりません。また、長い間ずっと使い続けたことによる摩滅、汚れ等の損耗も経年劣化です。

②加入している保険の補償内容にある被害をうけていること

火災保険に入っていても補償内容の中に「風災」「雪災」「雹災」についての補償がついていなければ、給付金を受け取るどころか申請すらできません。ご自身の保険の補償内容は十分にチェックしておきましょう。

③屋根修理が必要になってから3年以内であること

火災保険の保険金を請求する権利は、請求しないまま3年間経過すると、時効によって消滅すると定められています(保険法95条1項)。この規定は被災より時間が経過すると、被害理由の特定が困難になるため、設けられています。

④屋根修理の費用が20万円以上であること

被害総額が免責金額以下の場合も、火災保険の補償を受けることはできません。

ここ最近火災保険に加入した方や契約内容を見直した方は免責金額が20万円ではなく、ご自身で設定した金額である可能性が高いですが、以前より加入されている方は、免責金額は20万円の場合が多いです。

⑤故意な過失や損害

当たり前ですが、故意な過失や損害も火災保険では補償されません。また、故意な損害を自然災害として申請した場合は保険金詐欺として犯罪になる可能性もあります。絶対にしてはいけません

火災保険で屋根修理が補償される例

「風災」「雪災」「雹災」の被害があれば、屋根修理の費用に応じた保険金を受け取ることができ、下記のような症状がでています。

補償対象となる屋根の被害

  • 雨漏り
  • 棟板金の浮き
  • クギ・ビスなどの浮き
  • 屋根材のズレ・割れ
  • 漆喰の崩れ
  • 雨樋の破損 など

※あくまでも損傷の原因が経年劣化ではなく自然災害である必要があります。

申請して保険金がもらえるまでの時間の目安

申請してから保険金を受け取れるまでの時間ですが、平均的に申請してから1ヶ月程度かかることが多いです。しかし、保険会社が混み合ってる場合や、現地確認が必要になった場合などは最長3ヶ月程度かかることもあります。

保険金が支給されてから業者に依頼しましょう。

屋根修理などに関し、「保険が使える」と言って勧誘する業者とのトラブルが増加しています。
「火災保険を利用して、自己負担なく家の修理ができる」などと言い、住宅修理工事契約を結ばせたあと、高額請求をするといったトラブルが増加しています。保険で直せるからと言われてお願いしたものの、実際は保険金が支払われずに修理代金を自己負担することになったり、解約しようとすると高額な解約手数料を要求されるなどのトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

受給した後に工事を業者に依頼しても決して遅くはありません。
予算に合わせて受給した金額で補修をすることをおすすめします。

ご自身で申請出来ないなら火災保険申請サポートを利用する

火災保険申請サポートは、建物・保険双方の知識がある業者による、火災保険の申請をお手伝いするサービスのことです。サポートを依頼した際には、建物の調査から書類の作成まで、プロの知見を借りながらスムーズに完了させられます。【火災保険申請サポート窓口】ではサポートを受けて保険金を受け取れた際には、金額に対して手数料が発生します。ただし、成功報酬型のため、万が一審査に通らず保険金が受け取れない結果になってしまっても、お客様に無駄な費用が発生する心配はありません。手数料がかかる分、プロが書類作成や説明を手伝ってくれるため、利用者本人の時間や労力は少なくなります。当然、プロの目線のサポートを受けることで、保険金の認定率や受給金額がアップする傾向があります。

札幌市で外壁・屋根塗装に関する事ならアイキョウへお気軽にご相談下さい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次