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札幌市で屋根塗装・屋根用塗料の効果と特徴

屋根の塗り替えを検討する際、どの塗料を選べば良いかわからなかったり、1番効果がある塗料がどれかわからなかったりしますよね。実は塗料には、室内温度を下げる効果のあるものや、耐久性の高いもの等様々な種類があります。このコラムでは屋根用塗料の効果そして特徴を紹介していきます。

 この記事でわかること
・屋根用塗料の種類と特徴
・屋根用塗料選びのポイント

外壁・屋根塗装に関するご相談について

目次

塗料選びの前に知っておきたい塗料の機能の種類

塗料の基本的な役割は「保護」や「美観」ですが、そういった基本的な役割以外に「遮熱機能」などプラスになる機能を持つ塗料があります。

日光を反射させる「遮熱機能」

夏になると、室内温度が高く悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
太陽光に含まれる赤外線が建物表面の温度を上昇させ、その熱が家の内部に侵入していることが原因です。
特に屋根は昼間の表面温度が60℃以上にもなることがあり、天井を通り抜けて2階の居室へ熱が伝わり、室内温度を上昇させることで暑苦しい室内環境が作り出されています。
遮熱塗料は、温度上昇の原因である赤外線を反射することにより塗膜や屋根表面の温度上昇を抑制することができます。
家の屋根に塗布することで室内温度の上昇を抑制し、室内環境の向上とともに家の熱劣化を抑制するなどの効果があります。
室内温度を下げたい、エアコンなどの光熱費を削減したい人にぴったりの塗料です。

熱を伝わりにくくする「断熱機能」

太陽の赤外線を反射し、建物が受ける熱の影響を低減することで、室内の温度上昇を抑制している遮熱塗料に比べて、断熱塗料は太陽光からの熱源を塗膜に溜め込むことで室内に熱を伝わりにくくする機能があります。

また、熱の移動を最小限に抑えることができるので、冬は室内温度を外に逃さないといった効果もあります。

15年以上保つことができる「高耐久性機能」

一般的に15年以上もつとされるものを高耐久性塗料といいます。

他の塗料に比べて耐久性が高いため、塗り替えの回数が少なく済み、コスト面でも大きなメリットがあります。

屋根は家の中でも直射日光を長時間浴びる部分なので、外壁に比べると早く劣化しがちです。

できるだけ塗り替えの回数を少なく済ませたい、ランニングコストを抑えたいという人にぴったりな塗料です。

耐久性の違いについて

樹脂の違いによって、耐久性が異なります。耐久性の低いものはお手頃価格ですが、長期間保たないので注意が必要です。耐久性の高いものを選ぶことでランニングコストを低く抑えることができます。

知っておきたい豆知識

塗料の機能性や耐久性以外にも知っておいた方が良い豆知識があります。

色によって遮熱効果が変わる

黒系の色のほうが白系の色に比べて表面温度が上昇するのは、誰もが経験していることだと思います。

暗く濃い色ほど日射反射率は低い為表面温度は高く、明るく薄い色ほど日射反射率は高い為表面温度は低くなるのです。(色による温度差は塗料によって異なります)反射率は色によって異なるということです。
つまり、遮熱塗料とはいえ暗く濃い色の遮熱塗料の場合、明るく薄い色の一般塗料の方が遮熱性が高くなることがあります。
それほど色選びは遮熱効果に大きく影響するので、色の濃度も考慮したいポイントです。

屋根の表面温度と室内温度の関係性

遮熱塗料のパンフレット等に「表面温度を◯℃、室内温度を◯℃下げることが出来ました」と書かれています。
遮熱効果があるのはわかるけど、一体どれほど効果があるのかよくわかりませんよね。
一般的に、室内温度が2℃下がると夏場の冷房費を10%節約できるといわれています。
体感温度も下がり、なおかつ光熱費削減もできるということです。
これを基準に判断してみると良いでしょう。

屋根用塗料を選ぶときのポイント

これまで屋根用塗料の効果や特徴を紹介してきましたので、ここからは実際に塗料を選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。

塗料販売店の塗料と市販の塗料の違い

ホームセンターなどで売られている家庭用塗料は、初心者でも扱うのが簡単な塗料で塗料の性能はとても低いものです。職人さんたちが使っている塗料とは全く別物になります。

耐久性の高い油性の塗料は、業者が直接塗料メーカーから販売されているケースがほとんどです。

また、屋根のDIY塗装は非常に危険です。足場なし・高所での作業はやはり日頃から慣れている人に頼むのが一番です。業者に頼んで塗装してもらう方が良いでしょう。

まとめ

塗膜の最大の劣化原因は紫外線です。屋根は建物の中で一番紫外線が当たりやすく、外壁よりも劣化しやすい場所になりますので、屋根用の塗料はできるだけ耐久性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。様々な塗料がありますが、自分に合った予算や機能を考慮した上で後悔のない塗料選びを行ってください。

屋根の調査は、プロに相談するのが賢明

塗装の補修が必要かどうかの判断基準などをお伝えしましたが、このあたりを自身だけで判断するのは難しいでしょう。
自身だけで判断をすると「軽微な症状かと思っていたが、実は、放置すれば雨漏りにも影響を及ぼしかねないような早々に補修が必要な症状だった」など、甚大な被害につながる事を見逃す恐れもあります。

そのため、まずはプロに相談をするのが賢明です。

札幌市で外壁・屋根塗装に関する事ならアイキョウへお気軽にご相談下さい

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