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札幌市で屋根塗装・コロニアルの基礎知識

コロニアル屋根とはいったい何でしょうか?
同じ見た目の屋根でも人によってはスレート瓦と言ったり、コロニアルと言ったり、どれが何なのか違いがわからない方も多いかと思います。そこで今回はコロニアル屋根について知っておきたい基礎知識をご紹介していきます。

この記事でわかること
コロニアル屋根とは?
屋根塗装するサイン

外壁・屋根塗装に関するご相談について

目次

コロニアル屋根とは!?

コロニアルとは、スレート瓦の一種で屋根材の商品名です。スレート瓦の中でも最も普及したため、スレート瓦を代表する名称としてコロニアルが使われるようになりました。
コロニアルは日本瓦と比べ、軽量で安価なこと、また色彩が豊富で種類も多いことから、数ある屋根材の中でも一番普及しています。

◆コロニアルの特徴

特徴内容成分の85%がセメント、15%が石綿(2004年まではアスベスト使用)で構成されている。厚さが4.5mmと薄く、軽量です。
メリット安価である
色や形状が豊富であり、現在の建築住宅に非常に多く使用されている。
デメリット寒さに弱く、寒冷地では使用不可
耐用年数20~25年
塗り替え目安年数5~10年

このサインがあればコロニアルの屋根塗装を検討しよう!

屋根は高い位置にあるため、なかなか変化に気づきにくい場所です。ですが、同じ時期に建てたご近所お家と見比べて、何か違うなと思うことがあれば、屋根塗装を検討するようにしましょう。屋根塗装が手遅れにならないためにも、検討するサインをお伝えします。

苔やカビの発生

コロニアルは、主成分がセメントのため、塗装をすることによって防水性を持たせています。しかし経年劣化により塗膜が劣化し防水性が低下すると、雨水や湿気によって苔が発生します。

苔やカビが生えても 早急に塗装をする必要はありませんが、放置をすると屋根そのものの耐久性が悪化してしまいます。

コロニアルの反り・ひび割れ

苔やカビが発生し、放置をしていると、コロニアルの防水性はさらに低下していきます。そうすると苔の発生では収まらず、瓦の「反り」「割れ」が発生します。では、なぜ防水性が低下すると、「反り」「割れ」が発生するのでしょうか。例えば、雨や雪が降ったあとに、コロニアルが水を含んだまま凍ったり、夕立後の晴れ間に強い日差しで急激に乾燥したりすると、湿気と乾燥を繰り返し、その結果として瓦の反りにつながります。

コロニアルの反りをそのまま放置をしてしまうと、コロニアルの端がまつ毛のように反り上がってしまいます。そうすると台風などの横殴りの雨が降った際に、反り上がった小口から内部に雨水が浸入し雨漏りの原因となります。コロニアルが反っている、またはひび割れしている部分を見つけたら、塗替えを検討するようにしましょう。

瓦の滑落

コロニアルのひび割れを放置したままにすると、最終的にはひび割れしていた部分が滑落してしまいます。

コロニアルが滑落すると、滑落した部分の大きさによっては、瓦の下の防水材や防水材を止めている釘が丸見えになってしまいます。この状態のままで何も処置をせず放置をしてしまいますと、雨が降った際に雨水が釘穴をつたって、野地板に雨水が浸入してしまいます。そして最終的に雨漏りの原因となってしまうのです。野地板が腐ってしまうと、屋根の葺き替えをおこなわなければなりませんので、早急な対処が必要となります。

棟板金の浮き、釘抜け

コロニアルや金属屋根の場合には、屋根のてっぺんに棟板金と呼ばれるものがあります。釘抜けとは、この棟板金が気温の影響によって膨張や収縮を繰り返すことで、棟板金を止めている釘を一緒に押し出し、最終的に止めている釘が抜け落ちてしまうことです。これを放置しておくと、棟押さえが外れてしまい、いつの間にか下地材がむき出しになっていたというケースもありますので、棟板金が浮いていたり、釘が抜けていたりする場合には、早急にメンテナンスをするようにしましょう。

このように、コロニアルの屋根塗装を検討するには、いくつかのサインがあります。

しかし、なかなか変化に気づきにくい屋根の上です。まずは、ご近所の家の屋根に比べ「色あせ」が気になった時には、コロニアルの防水性が切れている可能性がありますので、専門業者に建物の診断をおこなってもらい、状況を見てもらうとよいでしょう。

DIYで屋根塗装は絶対にNG!

塗装費用を安く抑えるために、DIYでの塗り替えを検討される方も多いと思います。
しかし、屋根の上の塗装は多くの危険が伴います。

DIYで塗装をする際には、足場の設置が必要です。しかし5mを超える足場を設置するには、資格が必要となりますので必ず専門業者に依頼をするようにしましょう。

コロニアル屋根の塗装費用相場は25万円~

屋根塗装にかかる費用の相場は、25万円~と言われています。これは一般的な二階建て住宅(屋根塗面積50~80㎡)の場合です。しかしこの金額もあくまで目安であり、塗料のグレードによって異なってきます。

屋根は外壁より紫外線を浴びやすい場所となりますので、外壁の塗料よりも耐久性のある塗料を選定することが望ましいです。また、各お家の屋根状況によって選ぶ塗料も異なりますし、遮熱性能を持った塗料にしたいなどのご要望に合わせた塗料を選ぶこともできますので、詳しい金額は専門業者に見積もりを依頼するようにしましょう。

まとめ

コロニアル屋根は多く普及していますので、ご自宅の屋根がコロニアルという方も多いのではないでしょうか。
塗装の補修が必要かどうかの判断基準などをお伝えしましたが、このあたりを自身だけで判断するのは難しいでしょう。自身だけで判断をすると「軽微な症状かと思っていたが、実は、放置すれば雨漏りにも影響を及ぼしかねないような早々に補修が必要な症状だった」など、甚大な被害につながる事を見逃す恐れもあります。
塗装をおこなう前にこの記事を参考にして、満足のいく塗装をおこなっていただけたらと思います。
もし心配であれば、まずはプロに相談をするのが賢明です。

札幌市で外壁・屋根塗装に関する事ならアイキョウへお気軽にご相談下さい

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